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第63回 獣医麻酔集中治療 若齢動物の麻酔を学ぶ①

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2020.06.18

第63回 獣医麻酔集中治療 若齢動物の麻酔を学ぶ①

久々に若齢動物の麻酔について勉強をしました。

あまり見る機会も少ないので、たまに勉強しないと忘れます。

さらにあまり最近は若齢動物の麻酔についての論文も検索していないので、この後少しポチポチします。

   

定義

 

新生子:2週齢まで

 

若齢動物:6~8週齢まで

 

となっており、12週齢以降はある程度成年期と同様になっていく。

 

したがって、ひとつのポイントは12週齢を超えているかいないかである。

     

心血管系のおさらい

   

〇心拍数依存性

→4週齢動物は心係数が成年期と比較して高い。しかし、一回拍出量は低い。

   

〇平均動脈血圧は低い

→4週齢では心拍数173回/分でMAP49mmHgというデータがある。しかし12週齢を超えてくるとMAPは60mmHgに達し、心拍数もそれに伴って下がってくる。

   

〇心収縮力増加機能は乏しい?

 

〇心室コンプライアンス低い

→心室にあまり血液入らない→一回拍出量低下→でも心拍出量は高い→心拍かなり早い

   

〇交感神経系の発達には時間がかかる

→副交感神経系は発達が早いようだが、交感神経系は遅い。つまり、血管系調節、圧受容体反射、自動調節能は未発達

ようは脱水や出血が生じても、交感神経系の代償は入らないと考えたほうがよい

 

呼吸器系のおさらい

 

〇代謝高い、酸素消費量高い

→分時換気量が増加している→呼吸数が高い

 

〇呼吸中枢未発達

→低酸素になっても呼吸代償が入らない可能性

 

〇舌体積が大きい(特に短頭種)

→導入、抜管前に上気道閉塞に注意

     

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